落語協会謝楽祭で販売する小物を作り始めました。
気が早いような気もするのですけど、今年出す予定の品は製作に時間のかかる物ばかりですから、寄席の合間を縫ってコツコツとやります。
今年の店名は「大工広和」
大工とは名ばかりで、小さいものばかりです。
作り始めたのは「箱馬ストラップ」
「箱馬」ってご存じですか?
舞台等で二重舞台や高低差を作るための軽く丈夫な木箱。落語の高座にも使用され、私たち芸人を下から支えてくれる縁の下の力持ちです。それを10分の1の大きさで作り、ストラップにする予定です。
Hako Uma “BOX HORSE to support you”
「何事も上手く運ぶよ、はこうま」
「箱(劇場)が埋まるよ、はこうま」
「跛行魔!!悪魔退散!はこうま」
てな訳です。
まずは、航空シナベニアを約一寸で切りそろえて、接着している所
本物の箱馬を作るより神経使いました
ここで一旦乾燥させます。板の厚さも10分の1の接着はちときつかったけど、これもこだわり
かぶせ板を付けると箱馬の形、舞台袖に行くと沢山積まれている様子が見られます
本来は杉板生地のままなのですけど、今回は半つや消しのウレタン塗装をして汚れに強くします
池永さんにいただいたエアブラシが大活躍、ありがとうございます。
そして乾燥中、限定45個の箱馬ストラップ完成間近の状態です
一生懸命に作ってます。
皆様9月4日(日)には湯島天神にお越しくださり、落語協会謝楽祭で大工広和からお買い求めくださいませm(_ _)m