7月5日(日)三之助師匠が9年目に入る寄席を航空科学博物館で開いているということで、出演させて頂きました。
入館料のみで寄席の木戸銭は無し、他にもウルトラマン展も開催されていまして、出演は20分ですが、6時間ほど遊ばせて頂きましたー。
場所はどこかと申しますと、成田空港のすぐ側、着陸機がいい音を立てて時速300kmで進入してくる脇でございます。
広角の28mmで撮ってこの大きさ、肉眼ですと目の前を着陸機が通過します。
それも、2分間隔くらいにw
航空写真でみると、そういうことです。
2000年オープンと言うから、15年も経っているのに知らなかった。
展示物のご紹介
まずは、ジャンボ機のエンジン(笑)
数十億円すると言われたエンジン。本当にそんなに高い物なのかじっくりと観察しました。
正面の羽部分、ブレードって言ったっけ?それと、周りの壁まで4mm
4mmってたいした精度では無いような気もするけど、全体の大きさは
写真から見ての4mm!それがもの凄く早く回転することを思うと、ちと怖い。
次はジャンボの前足
対象物が無いから大きさを想像してもらうのですが、実は結構小さい。
だって、ジャンボの機体はジャンボの輪切りを見てもらうと、
このように、デカイ!それに比べると、前輪は小さい。小足ですね。
そして、そのタイヤを収納する部分の四角く黒く汚れている場所に注目、下の写真の中央付近
離陸時収納されるタイヤは高速で回転しているので、ジャイロの原理でそのまま回られていると、空中では結構な負荷になるとのこと、それを説明してくれたのが、三之助師匠、航空オタクw
車のディスクブレーキみたいなので回転を止めるのではなく、二つの黒い場所にタイヤの外周を擦りつけてブレーキをかけるのだそうです。以外と原始的な構造か、いや賢い。
色々説明を聞いた後、操縦席にご招待。
機長席に座らせて頂いて、感激の図。
スイッチ類を丹念に見ていくと
この小さいのが、パーキングブレーキ!余りの小ささに驚く。ジャンボ機はこれで、停止している。
さらに驚いたのが、地上でのハンドル。
さっき観た前輪を右左に動かすハンドル。
操縦桿の横に見落としそうなくらい小さなハンドル。地上ではこれで曲がっているそうな。
そして、これも座ってみたかったCAさんのお席w
色黒のCAでした(^^ゞ
すぐ横にある扉も開閉させて頂いて、ロックモードでオープン。
「セーフモードをロックモードにして下さい」の業務連絡の意味を初めて知る。
セーフモードでドアを開けてしまうと、脱出用の滑り台が自動で膨らんでしまうのだそうです。
滑り台が出てしまったら、こいつは大変! そういうことらしい。
滑り台をしまうのは人の手で畳んで仕込みなおすのだそうで、大金がかかるそうな。
客席も拝見、と言っても客席の壁の中
プラスチックの壁のすぐ向こうに電線の束が、これじゃ、携帯電話の電波はガンガン拾いそう。なるほど、影響あるかも。
天井のワイヤー。東京マリオネットの先生もビックリするぐらい張り巡らされております。
いざという時は、人力で操縦するのか!!3つ目の安全装置らしい。
本物のベストを着用する怪しいお二人。
寄席終了後、成田の駅前に繰り出して、航空科学博物館の職員の皆様にご馳走になるのでした。
ありがたや、ありがたや。