噺家さんが文学賞!
- 2013.05.24 Friday
- 10:43
落語協会所属の三升家 う勝=梅田丘匝(うめた きゅうそ)さんが文学賞を受賞されていました。
国立千葉大学にも今年入学されていて、ということは50歳にして大学生。素晴らしいですね。落語家に転身されたのが遅かったので入門は2000年ですから現在二つ目をしていて、柳家喬之進さんの一つ後輩ぐらい。師匠は八代目三升家小勝師匠。現落語協会は30歳未満は入門できないので、「50歳の二つ目さん」ましては大学生、これからはあり得ないことになります。その頃の私と言えばファイナルファンタジーXI にはまっていました。なさけないw
■2011年第18回ライトノベル新人賞
第18回電撃大賞第一次選考通過作品
「ダヴネストならびに十条探偵局」
■映画脚本「城戸賞」最終選考に残る
「ひこうき雲」
■2013年第56回「千葉文学賞」受賞
「槇の家」
以下は千葉日報社のホームページから、後で見ようとするとなくなっていることが多々あるので。
房総文壇の新たな担い手の発掘を目的とする2012年度千葉文学三賞(千葉日報社主催、県・県芸術文化団体協議会後援)の授賞式が4月18日、千葉日報社で開かれ、第56回千葉文学賞に選ばれた成田市、自由業、梅田丘匝さん(50)、第7回千葉随筆文学賞の船橋市、学習塾講師、三越あき子さん(46)、第54回千葉児童文学賞・佳作の船橋市、塾講師、佐藤賢さん(37)の3人に賞状と賞金が贈られた=ペンネーム優先。
式典の冒頭、赤田靖英社長が「文学賞は千葉日報の紙齢と同じだけ歴史を重ねている。半世紀以上も続いている賞の認知度をもっと上げていきたい」とあいさつ。式典に出席した梅田さんと三越さんに賞状などを手渡した。
この後、受賞者が喜びと抱負を語った。梅田さんは落語家(二つ目)兼千葉大生という異能の人。受賞作の主人公・伊能忠敬が50歳で隠居し勉学を始めたことに触発されて、同じ年齢の今春、千葉大に合格し、「賞金は入学金と同額。必要に迫られると想像以上の力が出るものですね」と落語家の話芸で出席者を笑わせ、初の栄誉を皆とともに喜んだ。
(出典千葉日報社)