焙煎機が来てから、輸入される珈琲の生豆が気になります。
本当に珈琲がこんなに安く飲めるのは生産者の努力&(利権)のおかげなのだなぁ〜とつくづく感謝します。
前のブログで100g140円のブラジルサントスNo.2#18が激安と驚いていたのですが、世の中を知らないと、こちらもつくづく感じる今日この頃。
ネットでチョット調べるとあるはあるは、たとえば。
以下は全部1kgの生豆値段です。100gではありません、しかも一般人が買えます。
ブラジルサントスNo.2#18:525円
ブラジルのショコラ:830円
私の大好きなコロンビアのスプレモ:630円
日本で大人気のブルーマウンテンNo.1:7455円
もちろんハンドピック前の値段ですが、これでも輸入業者さんは十分利益を上げているのですね。自分では使い切れないので麻袋単位(30kg、70kg)では買えませんがそっちの値段にも驚かされます。
とりあえず、私が買ったのはコロンビアのスプレモ、水洗式のティピカ種を2kg、心配なのは異常な天候のためにニュークロップは状態が良くないとの噂、ハンドピックで半分になってもいいや!と判断。
マジック教室にいらっしゃる皆様には当分の間甘みと香りの強いコロンビア珈琲をハイローストでお出しいたします。ニュークロップですから、2年後くらいまで味の移り変わりをお楽しみください。そんなに持たないかも(笑)
珈琲用語メモ
ブラジル=珈琲産地では輸出量世界一位、日本人も大好き
ショコラ=チョコレートのような香りと甘みが人気
スプレモ=大粒の豆のランク(クルミっぽい味)下のランクはエキセルソ
エキセルソ=問屋さんのランクでは下扱い(値段が安い)されていますが、スッキリ味。マグロで言うとトロと赤身(笑)
ブルーマウンテン=ジャマイカの標高800m以上高い限られた場所の豆、値段も高い(もちろん品質管理費と運搬費だと思うが日本には標高800m以下のブルーマウンテンが横行しているので注意。ブランド好き)
ハンドピック=種分け作業、よい子悪い子普通の子を見た目で判断(これがけっこう時間がかかります。改めて珈琲の値段は人件費)
ニュークロップ=新茶、新米、ボジョレヌーボー、取れたての珈琲豆のこと、豆はもちろん生きているので、3年くらい平気で使用可能、布きれで風通しの良い日陰においておけばバッチリ、過保護が天敵、でもかびたらその時点でアウト。年を追うと味わいも変化、ビンテージとして好む方も多い。