靴工場見学

  • 2018.10.23 Tuesday
  • 16:04

10月19日(金)午後から靴の製作現場を見学させてもらった。

 

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革とモノづくりの祭典「浅草エーラウンド」というイベントは、2013年から始まり、今年で11回目
観光地「浅草」の奥、奥浅草。奥山とも言われている地域の更に奥のことだ、奥山は木馬館の前の通りから浅草寺の裏手の通称、浅草寺病院があり、もっと進むと浅草芸者の見番があり、隅田川を望む2k屬琉貘里奥浅草。

隅田川の豊富な水を使い、皮をなめして革にする。そんな地域だった。

明治維新後の西洋靴普及から足袋を作っていた技術を元になめされた革を使って、軍靴の生産が始まった。以来150年、現在でも神戸や大阪を押させて革靴の生産日本一を誇っている。

と、意外と知られていない浅草の革作りを紹介するのが「浅草エーラウンド」と言うことだ。

チラシやポスターは地下鉄に貼られ、ラジオで紹介されていた。

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■靴工場見学レポート 

 牛が横たわり休む時には、癖があり下になる側はいつも同じ、下になる側はやはり汚れる。虫に刺されたり、怪我をしたりしても皮の品質に影響が出るそうだ。
 昨今の健康志向か欧米の食生活変化により、牛肉の消費量が減り原皮量も減っていた。日本食が広まると、革製品の値が上がるいうことか、何とも照れくさい。
 原油の値上がりに伴い輸送費の値上がり。革の値段も上がる。一度値上げすると、原油価格が安定しても、値下がりしない、この世の常。主にイタリアなどヨーロッパから意外なところではバングラデシュが良質な裏革をなめすらしい。そのなめし技術の安定性と長年のお付き合いから、ほぼ輸入に頼っている。


疑問:牛革として姫路、栃木の皮は有名。製品も純日本製を唄えるが、なんとも高価で一部しか使用していないらしい。本当の理由は納品数の確保が難しく安定性が問題のような気がする。量と質と言うところか。

疑問:浅草は豚の原皮をなめす工場が沢山あり、技術も日進月歩、強く柔らかく、水にも強くてデザイン色々。どうして靴には使われないのだろう?

 

以下写真が多く滅茶苦茶、長いです。

3万円台の靴の主な部品

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靴の底

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中底

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リブの縫い付け、高速職人技

リブは、グッドイヤー製法の要。グッドイヤー製法とは…、長くなるので割愛

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革の厚さを整えて、さらに接着面を荒らして仕上げてくれる。古参ながら優れものマシン

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フランスからの交換留学生さん

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空気圧で革を膨らまして、傷がないか確認している

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表になる革を一枚ずつ確認中、欠点には印が付けられる

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欠点の無い所を革の伸縮性を判断して裁断

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パンダ靴の表革

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色々なデザインが交換留学生と共に研究されていた

 

いよいよ部品を組み上げる製作工程

靴型にリブ付き中底を固定する。3箇所ステップラー

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かかとのクッションも革

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ごついw かかとを含め、形成

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もの凄く高価な、靴の顔とも呼べるつま先を作る、つり込みマシーン。見事に一瞬で釘打ちされる。但し下準備は人の手で丁寧に釘を打っていた

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かかとの部分も一瞬

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もの凄い早さでリブに表革をすくい縫い

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あっという間

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リブの間に、特別なクッションをのり付け中

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圧着

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縫い糸が埋まる溝を彫っているところ

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靴底の縫い付け

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コンピューター制御で靴底の圧着中

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手作業で、はみ出た靴底をルーターのように削る

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いつの間にか靴にカバーが掛けられていた

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ヒールを打ち付け中

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ゴム糊は結構な熱で乾燥させている

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仕上げの研磨

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念入りにバフ

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形の完成

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ヒールを着色中

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やっぱり、手作業でこてを熱して細部を修正

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夏は地獄だな

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他を着色中

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またまたバフ磨き

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丁寧だ

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これは特別仕上げ、スコッチで磨き輝きを出している。ブランド名はスコッチグレインなるほど

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熱風で補正中、検品も兼ねている。

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熟練ですね

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皆さんで手磨き

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いよいよ、ブランドの型押し

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物によっては、スプレーガンで水性皮膜作り

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この後は、箱詰めを待つばかり

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2020年には新社屋が完成して生産効率が上がるそうです。

 

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